学生ローンで憧れのギターを購入する際の注意点

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高校生時代にはただ指をくわえて眺めるだけだった、大好きなギタリストの愛器と同じ、憧れの高額なギターも、学生ローンを活用すれば購入が可能となれば、このチャンスを見過ごす手はありません。

利用目的を問われない学生向けのフリーローンは、趣味やレジャーなどの資金として、多くの学生に利用されている人気のサービスです。ここでは、そのメリットと高額商品購入に際しての注意点など、大切な内容をお伝えします。

学生ローンの利用資格について

今日多くの金融業者が、学生でも活用が可能なキャッシングサービス、すなわち学生ローンの利用者を増やし続けています。細かい利用規約は各社ごとに異なる部分も見られますが、20歳以上でアルバイトなどで定収入があり、過去に延滞などの金融事故を生じさせていないことが、利用可能条件として共通しています。

審査申込に際しては、手元のパソコンやスマホから金融業者の公式サイトにアクセスし、専用の申込ページに必要事項を入力し、運転免許証など公的な本人確認書類を写メで添付送信する方法が簡単で手軽です。また最寄りの無人登録機や、近くに金融業者の窓口があれば、そちらに足を運ぶことでの新規申込も可能です。

はじめての利用で不安点や確認したい事項があれば、担当者に直接質問できる、窓口での申込が確実です。所定の審査にパスすれば、限度額の範囲内で希望の金額の借入が可能です。即日融資などスピーディーな送金対応が謳い文句のサービスが人気を博していますが、申込時間や金融機関の休業日との兼ね合いから、必ずしも即日入金対応となるとは限りません。

憧れのギターの掘り出し物情報を偶然ゲットした場合、手元に必要な金額の現金が揃う前に売れてしまわないよう、まずは販売店に購入の意思を伝え、商品を押さえてもらう初動が大切です。

ショッピングクレジットとしての学生ローン

今日多くの楽器店では、クレジット会社との提携から、ショッピングクレジットを利用した決済にも対応しており、学生でも申込可能なお店も少なくありません。欲しいギターを見つけた時点で自身に学生ローンの利用歴がなく、キャッシングカードやクレジットカードが手元になくとも問題はありません。

こちらは金融業者からお金を借りて、それを決済に充当するのではなく、購入するギターの代金の全額もしくは一部を、分割で後払いする決済方法です。キャッシングサービス利用に際しても、借入金額プラス所定の利息を、後々分割で返済するため、同じ金融サービスと捉えがちですが、実は重要な部分が大きく異なる契約であり、ギターという商品の購入に際しては、それぞれの特徴を正しく理解のうえ、どちらを利用して購入すべきかを、冷静に判断することをおすすめします。

キャッシングとショッピングクレジットの共通点と注意点

学生ローンの範疇に含まれる、キャッシングサービスとショッピングクレジットの共通点として、利用者の返済方法があげられます。前者では利用金額が指定口座に現金として入金され、後者はクレジット決済利用金額相当を、現金を用いず販売店に対して決済したことになり、商品を持ち帰ることが可能です。

たとえばお目当てのギターの販売価格が20万円で、手元には充当可能な資金がゼロだったと仮定した場合、キャッシングサービスで20万円の現金を調達し、それを販売店に支払うことで購入が可能です。

あるいは20万円のショッピングクレジットを申込み、審査にパスすれば、その場では現金を1円も支払うことなく、同じく商品を持ち帰ることができます。こうして利用した20万円は、契約に基づき、所定の利息を上乗せして総支払回数で割った分割払いで、基本翌月以降から返済を続けて完済を目指す点も利用者からすれば同じです。

このように利用者からすれば、利用するサービスごとの金利以外は「同じ」と捉えがちですが、そこには「対象となるギターの所有権が誰にあるのか」という、契約上の大きな解釈の違いが見過せません。

学生ローンでキャッシングから商品決済した場合の所有権

ギターに限らず、小売店舗で現金決済を完了して購入した商品の所有権は、購入者に帰属します。

先に例にあげた、販売価格20万円のギターを現金20万円で決済して入手する場合、その20万円の調達ルートが問われることはありません。

全額アルバイトで貯めた、親に買ってもらった、キャッシングで用立てたなど、その内訳は一切関係ありません。対してショッピングクレジットを利用した場合、購入者がクレジット会社に対し、ギター購入目的で利用した元金20万円プラス所定の利息を完済するまで、法的な所有権はクレジット会社に帰属するという解釈になります。

その理由は次の通りです。ショッピングクレジットの場合、そのサービスを提供する金融業者が利用者に代わり、利用金額を加盟店に先に立て替えて支払い、後日利用者から一括もしくは分割で回収するお金の流れとなります。

そしてこの所有権の帰属先の違いが、後日万一延滞を生じさせてしまった場合の、それぞれの利用金融業者の対応の違いに、そのまま反映される点を理解しておく必要があります。

最悪ギターが差し押さえの対象になるケースも

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キャッシングサービスもしくはショッピングクレジットいずれも、返済が滞れば延滞事故とみなされ、電話や書面による督促が始まります。そしてショッピングクレジット利用からの延滞の場合、状況次第で該当する商品を差し押さえる権利が、契約上金融業者側に与えられている事実が無視できません。

先に述べた通り、ショッピングクレジットを利用した商品購入の場合、利用者の完済までは、所有権はクレジット会社に帰属するため、法的には「金融業者が利用者にギターを貸与している」解釈となります。もちろんたった1度の延滞で、即差し押さえが強制執行されることはありませんが、お金の契約上の延滞、すなわち契約不履行は、それだけのペナルティ―が課されても当然であることを、ぜひ実社会に出る前の学生の時期に、正しく理解しておいていただければと思います。

ギターマニアが踏まえておくべき学生ローンの正しい活用法とリスク

学生ローンはキャッシングもしくはショッピングクレジットいずれに関しても、利用者がアルバイトで得られる定収入の上限から、利用可能限度額が低く設定されています。憧れの1点物、あるいは非常に希少なギターの場合、いつどこで情報に遭遇するのか予測がつかず、逃がせば次が期待できない機種も少なくありません。

お店に購入の意思を伝えて、その足でキャッシングに走るのか、もしくはその場でショッピングクレジット決済で、確実に持ち帰るのか、瞬時の判断が求められる場面が想定されるのも、ギターという商品の特徴です。だからこそ狙いを定めた特定のギターを確実にゲットするためには、常日頃から自身が自由に使えるお金の金額と、決済に関するシミュレーションを確かめておく「準備」が大切です。

万一延滞を生じさせてしまった場合の最悪の結末は、宝物のギターの差し押さえではありません。これは業界内で「金融事故」と称される重大なトラブルで、ブラックリストに載ってしまうなど、社会的制裁が避けられません。

問題解決後も一定期間は新たなカードが持てない、ローンが組めないなど、日常生活に支障をきたす場面が数多く想定されます。スマホの機種変更時も現金決済しか選択できない、クレジットカード決済限定のコンサートチケットが購入できないなど、大学生活をエンジョイする観点からだけでも、深刻な場面が避けられません。

チャンスを逃がせば後悔の念が日増しに膨らむのが、ギターファンに共通する心情ですが、学生ローンを安易に用いた衝動買いはオススメできません。社会人になって余裕を持って購入したうえで、一生の相棒として大切に弾き続けてあげるのもまた、ギターという素晴らしい楽器の魅力を知る者の特権です。

(学生ローンはいくらまで借りれる?限度額や他に借りる方法は?)